水まわりトラブル: 水まわりリフォーム
水まわりリフォームの重要性
お風呂、キッチン、洗面所、トイレなどの水まわりは、住宅の築年数が経つにつれて、どうしても床やタイルの継ぎ目部分などの劣化が目立ってきます。また、家族構成の変化によって浴槽サイズや洗面スペースが手狭になったり、トイレの数が足りないなど、暮らす上で不都合を生じやすい部分とも言えるでしょう。
住宅、特に水まわりのリフォームは、給水設備の劣化などのほかに、ライフスタイルの変化によってもそのつど対応していくことが望ましいと言えます。たとえば、家族が増えた場合に浴槽を広いものに交換したり、介護が必要になったときに備えて浴室と洗面脱衣所の段差を解消するなどがライフスタイルの変化に伴う代表的な水まわりリフォームです。
トイレ | ウォシュレットの取り付けや交換 |
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便器の交換 (トイレタンク不要の一体型便器に交換してトイレスペースを拡張する、汲み取り式便器から水洗便器に交換するなど) |
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手すりの設置・段差解消など、バリアフリー型トイレへのリフォーム | |
浴室 | 洗面化粧台の交換 |
洗面所・浴室間の段差解消や通路幅の拡張(バリアフリー化) | |
お風呂 | 介護対応バスへの交換 |
省エネリフォーム (節水型シャワーユニットの導入や保温性の高い浴槽への交換、エコキュート、エコジョーズ等の給湯システムの導入など) |
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在来工法からシステムバスへの交換 | |
暖房機能や除湿乾燥機能の設置 | |
ジェットバス・ジャグジー・ミストサウナなどの付属設備追加 | |
キッチン | オール電化、IHの導入 |
システムキッチンの導入 | |
オープンキッチンやアイランドキッチンへのレイアウト変更 |
水まわりリフォームは専門業者が有利
水まわりのリフォームを検討する場合、まずはリフォーム業者や工務店に見積もり依頼をするケースがほとんどです。リフォームを専門にしている業者は、人の導線を踏まえた空間デザインやレイアウト提案などに強みを持ちますが、複雑な水まわりのリフォームを依頼したい場合には若干の注意が必要です。
たとえば、リフォーム時に水まわりの位置を移動させたり、給排水管そのものを組みなおす場合、排水管の清掃や劣化状況のチェックも同時にしてほしい、といった場合には、水まわりのリフォームに関する専門知識を持った水道業者のほうが適任であるケースもあります。また、リフォームに際して洗濯機や食洗機を移動させた場合も、水道業者であれば移動した機器を元通りに設置したあとの水漏れ検査も行ってくれるなど、水まわりのプロならではの安心感もあります。
水まわりのリフォームを行う場合は、リフォーム会社だけでなく、リフォームに対応している水道業者にも見積もりを依頼し、必要となる工事の内容やそれぞれの業者の意見を比較・検討したうえで、信頼できる業者にリフォームを依頼すると良いでしょう。
水まわりリフォーム 参考リンク