水まわりトラブル: トイレのつまり、排水管のつまり
排水管・トイレつまりの原因
排水管やトイレのつまりは、水漏れ同様、よくある水トラブルの一つです。トイレのつまりの原因は、トイレットペーパーや髪の毛など大量の物がトイレに流れたことによる排水管のつまりや、トイレタンク内のチェーンの劣化・切断、ボールタップの硬化などが考えられます。 また、排水管つまりの原因では、トイレと同じように、排水管に異物が貯まることによって起きる場合がほとんどです。特に「排水トラップ」と呼ばれる歪曲した部分へのゴミつまりがよく見られます。また、台所のように油物の汚れが多く出る場所では、洗剤と油脂が反応して石鹸のように固まり、それが蓄積してつまりを起こす場合もありますので注意しましょう。
おもなトイレつまりの原因
- 大量のトイレットペーパーや髪の毛、ゴミなど容積の大きいものをトイレに流す
- トイレタンク内の異常(チェーンが劣化して切れる、水あかやゴミなどでボールタップの動きが悪くなる)
- 水の元栓が締まっている
おもな排水管つまりの原因
- 大量のゴミや髪の毛など容積の大きいものを流す
- 排水トラップ内(排水管の歪曲部分)に汚れやゴミがつまる
- パイプ洗浄剤等の洗剤と揚げ油等の油脂が反応し、石鹸化したものがつまる
排水管・トイレつまりの直し方
トイレのつまりは、家庭用のラバーカップを使用し、直せるケースがあります。排水口にラバーカップのゴム部分をぴったりと密着させ、勢いよく引くことで、発生した圧力によってつまりを取ります。また、排水管や排水トラップ内のゴミつまりは、市販されているパイプつまり専用の洗浄剤を用いても良いでしょう。
これらの方法を試してもつまりが直らない場合は、排水トラップを分解してつまりを取り除いたり、高圧洗浄などが必要になる場合もあります。あまりにも頑固なつまりの場合は、すみやかに水道業者を呼びましょう。
また、つまりとは若干異なるものの、「トイレの水の流れが悪い」「レバーを引いても水が流れない」といった場合には、トイレタンク内の不具合によって水が流れなくなっている可能性もありますので、トイレタンクの中もチェックしてみると良いでしょう。
排水管・トイレつまり 参考リンク