浴室のカビ対策に換気24時間つけた時の電気代はそこまで高くない
家の中で1番カビ対策をしなければならない場所は、浴室です。
カビが嫌いな環境は、気温が20度以下の寒くて湿度が60%以下のからっとしている場所です。
つまり、風通しのいい環境を作る必要があります。
そのためには、カビの発生が1番多い浴室の24時間換気扇を回すことがカビ予防対策の近道です。
電気料金の見方
電気料金の基本単位kwh
電力を1時間消費した際の発電したときの電力量を1kwhと表記します。
消費電力(kWh)の計算方法は、kWh(キロワットアワー) = 消費電力 : kW(キロワット) × 時間 : h(アワー)です。
消費電力(W)
W(ワット)とは、消費するエネルギー電力のことです。1000W(ワット)は1kW(キロワット)です。
電気料金の内訳
- 基本料金
- 電力量料金
- 燃料費調整額
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
電気料金は、1kwhあたりの料金が電力使用量に応じて3段階制になっています。
消費電力量(kWh) 1kWhあたりの値段
0-120kWh 19.52円
120-300kWh 26.00円
300kWh以上 30.02円
電力量料金(従量料金)の計算式は、1ヶ月の電気使用量(kWh)×電力量料金単価(円/1kWhあたり)です。
再生可能エネルギー発電促進賦課金は、日本で再生可能エネルギーの割合を増やすために国民が負担している税金です。
1ヶ月の使用電力量(kWh)×再生可能エネルギー促進賦課金で計算できます。
一般的な従量電灯プラン
契約アンペア数 基本料金
10A 280.80円
15A 421.20円
20A 561.60円
30A 842.40円
40A 1,123.20円
50A 1,404.00円
契約アンペア数の基本料金と電力量料金と原料費調整額、再エネ賦課金を足した金額が電気料金です。
24時間換気扇を回した際の電気代
浴室の換気扇を24時間つけっぱなしにした場合、消費電力は20W前後です。計算式は、20W(消費電力) × 24時間(時間) × 30日(日数) = 14.4kWhとなります。
1kWhを25.91円で計算すると、約373円です。
24時間換気モードを備えている最近の換気扇だと、消費電力は2~3Wのものもあるので、約56円の電気代ですむものもあります。
浴室乾燥機を24時間つけっぱなしにした際の1ヶ月の電気代約373円はお安いのではないでしょうか?
もし、浴室換気を24時間せずに、湿度の高い状態を保ち湿気のある浴室環境を毎日続けた場合、浴室にはカビが繁殖し浴槽の交換や浴室ドアの交換、人体への影響など電気代より修理費や工事費、医療費などと高くなること間違いなしです。