お風呂のシャワーの水圧が強くて痛いと感じる時の確認方法
お引越しや新居購入でお風呂のシャワーの水圧が強いと感じたことはありませんか?気持ちよくシャワーを浴びて体を洗いたいのに、シャワーの水圧が強くて痛いとストレスが溜まります。
原因を探ってシャワーの水圧を弱くできるか確認しましょう。
シャワーの水圧が強い原因
- シャワーヘッドの穴の形が節水タイプ
- 止水栓の締め方が弱い
- 給湯器の大きさが大きい
ご自宅のシャワーヘッド、止水栓、給湯器を確認してみましょう。
シャワーヘッドの種類
シャワーヘッドにも種類がたくさんあります。
1.節水タイプ
水圧が弱い方向けに節水効果の高い穴が小さいタイプです。シャワーを流す時間が長くなると水道代は高くなります。節水タイプにすることで使用料をカットできます。
水圧が弱い方は、シャワーヘッドをこのタイプに変えることによって水圧が強くなります。
しかし、シャワーの水圧が強いと感じる方が節水タイプを使用すると強すぎると感じてしまうことがあります。
2.モード切替タイプ
シャワーの水の流れや勢いを変えられるモードが変更できるタイプです。
通常のシャワーモード、水流を1つに集中させるマッサージモード、その両方を同時に使用するミックスモードと切替できます。
3.細かいミストタイプ
女性にとってバスタイムが美容の時間であるように、男性にとってシャワーを利用するときの頭皮ケアは必要です。
細かいマイクロ・ナノバブルのシャワーヘッドを利用することで美容や頭皮ケアができます。
4.塩素除去タイプ
水道水には、多少なりとも塩素が含まれています。これは、水道法で病原菌等に対して消毒するためにWHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインによると5mg/Lがガイドラインとされており、東京都水道局では、残留塩素濃度を0.1mg/L以上を確保しているようです。
しかし、塩素入りの水が肌荒れを起こしたり、肌が弱い人、アレルギー体質の人は塩素除去できるシャワーヘッドを利用すると肌にいいです。
水にビタミンCを注入すると塩素は除去できます。それを利用したシャワーが塩素除去タイプです。
さまざまなシャワーヘッドの種類があるので、シャワーの水圧が強いと感じる方は水圧が弱くなるものに替えてみてください。
止水栓の締め方
シャワーの水圧が弱いという方には、止水栓を緩めると水圧が強くなるといいます。水圧が強いと感じる方は、逆の止水栓を締めてみてください。止水栓の場所は、水栓の下、浴室の壁に備え付けられている金具です。マイナスドライバーなどで左回りで止水栓を緩めましょう。
給湯器の大きさ
ガスの給湯器を使用しているご家庭では、給湯器を確認してみてください。
1.16号の給湯器
年間通してシャワーを使用できる湯量です。シャワーと同時にキッチンなどでお湯を使用することは難しいです。
単身者や夫婦2人生活の方の家では16号の給湯器で間に合うでしょう。
2.20号の給湯器
シャワーと同時に他の場所でもお湯を使用することができます。2名以上で生活されている方には、20号が最適です。
3.24号の給湯器
シャワーと同時にキッチン、洗面所でお湯を使用しても問題なく使用できるパワーを持っています。
シャワーのお湯の水圧が弱いと感じる方は、給湯器の大きさを大きいものに変更すると水圧が強くなります。
水圧が強いと感じる方は、給湯器の大きさを小さくものに変更してもいいかもしれません。給湯器を小さくすれば必然的にガス代は節約できます。
シャワーヘッドの交換、給湯器交換、止水栓の締め方を変更しても水圧が強いとお感じになる場合は、プロの水道業者にご相談されてみるといいでしょう。