浴室の汚れの種類を一挙公開

毎日水を使う場所と言えば、浴室、キッチン、洗面所とありますが1番汚れている場所は浴室です。
水垢、湯垢、石けんかすの他に湿度が高いためにカビが好きな環境が整っているのでカビにも注意しなければいけません。
水垢・湯垢による汚れ
ザラつき、ぬめりを伴う水垢
水道水には水に含まれるミネラルと食品のカルシウム成分が結合したケイ素が含まれています。
浴室の鏡の曇りや浴室の湯船やイス、桶などにもザラつき、ぬめりを伴う汚れがついています。水垢は、アルカリ性の汚れです。
皮脂、水垢、洗剤の残りと結合する湯垢
実は、湯垢は水垢とは別物です。水道水のマグネシウムと石けんの成分、人の体からでる皮脂などが結合し、酸性の汚れになります。
アルカリ性と酸性の汚れには、掃除方法が異なるので同じ掃除方法を行っても意味はありません。
石けんによる汚れ
体を洗うのに必要な石けんの汚れ。石けん汚れには、種類があるのをご存知ですか?
石けんの成分で調べてみると以下のような結果が出ました。
油脂鹸化法と脂肪酸中和法、エステル鹸化法の3種類がある。 原料は天然油脂とアルカリのみだが、製法によって最終製品に含まれない副原料を使用する。 天然油脂として主に牛脂とヤシ油が、その他にもオリーブ油、馬油、こめ油やツバキ油など様々な油脂が用いられている。 原料油脂を水酸化ナトリウムで鹸化し、食塩で塩析して分離する。
Wikipediaから引用
白っぽくて固いざらざら汚れ
湯垢の汚れと同様で石けんの成分と皮脂や水道水に含まれるカルシウムなどの金属成分が反応して汚れます。
浴室にざらざらとした汚れがあったら金属石けん汚れです。
浴槽にできる青っぽい汚れ
浴槽の水が青く見えることはありませんか?
それは、給湯器や配管を設置後まもなくして発生することがある銅石けんかすです。
銅パイプの銅イオンが溶出して青く見えるもので、銅は、食品の中にも必ず含まれているもので人体にとって造血上欠かす事のできない成分ですので人体には害はありません。
成人が必要とする摂取量は1日平均3mg程ですので、衛生上も全く問題ありません。
浴槽に汚れが付着しないように掃除をする必要はあります。
お掃除方法としては、中性洗剤を使えば除去できますが、汚れがひどい場合は浴室用クリームクレンザーを貼付しやわらかい布などで表面を傷つけないようにこすり落としましょう。
カビによる汚れ
浴室汚れは、キッチンや洗面所のように水垢、湯垢、石けん汚れを気にしていればいいわけではありません。
湿度が高い浴室はカビが住みやすい場所です。カビのエサにある汚れがたくさんあります。
浴室のカビで有名なのは、黒カビです。浴室の壁や床、風呂ふたゴムパッキンに付着している黒い物体が黒カビです。
浴室には汚れがたくさんあるので、それぞれの掃除方法を覚えなければなりません。
なかなか落ちない浴室汚れには、プロの専門業者にお任せしましょう。