風呂釜が割れた場合は業者に依頼!FRPライニング工法で酷い割れも修復可能
風呂釜の割れは多くの場合修理でも対応が可能
浴槽が割れてしまった、ひびが入ってしまった、割れてしまったというような場合には、浴槽の素材によっては、交換せずに修理することができる場合があります。
浴槽のひび割れは、建物の基礎部分に水が浸透してしまい、住居そのものを傷める恐れがありますので、早急に対処しましょう。
FRP樹脂の浴槽のひび割れ修理は専門業者に依頼
近年主流のFRP樹脂製の浴槽
FRPはガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチックです。
- 強度が高い
- 耐水性に優れている
- 曲線も自由に成型できる
- 表面が滑らかな肌触り
- カラーバリエーションが豊富
- 軽量であるため施工がしやすい
- 保温性が高い
- 比較的安価である
などの理由から、近年では浴槽素材の主流となっています。
ただ、タイルや金属ほどの耐久性はなく、強い衝撃を受けた時に割れてしまったり、毎日の入浴で次第に摩耗していきひびが入ったりすることがあります。
FRPライニング工法で割れを修理
このような場合には、専門の業者に依頼してFRPライニング工法という塗装をしてもらうことによって、きれいに直すことができます。
浴槽ライニング施工とは浴槽内部に強化ガラスクロス、ガラスマット、耐温水ポリエステル樹脂、耐温水エポキシ樹脂等を塗装して、ヒビや割れを修復する工法のことです。
浴槽全体にウロコ状のひび割れができてしまったというような症状であっても、割れて大きな亀裂が入ってしまったというような症状であっても、回復することができるのです。
余計な自己修理は修理を大変にしてしまいます
例え小さなひびであっても、ご家庭でパテを塗りこむなどの応急処置をすると、かえって修理が大変になってしまいますので、専門の業者に依頼して修理してもらうようにしましょう。
修復と同時に浴室の防水加工がおすすめ
浴槽のひび割れなどがおこった場合、浴槽そのものの修理と同時に浴室の防水加工もしておくことが大切です。
浴槽からの水漏れが解消しても、浴室の床から水がしみ出すと住居の基礎部分が腐食する恐れがあるからです。
浴室防水の工法には、FRPを使ったFRPバスルーム工法、防水効果のあるシートを浴室内に敷き詰めるシート防水工法、ウレタンを塗装するウレタン防水工法があり、ユニットバスにはFRPバスルーム工法、タイルなどで作られている在来工法の浴室にはシート防水工法やウレタン防水工法が用いられます。