浴室のコーキング剥がれの修理方法!コーキングの仕方を解説
コーキングとは
コーキングとは隙間を目地材で充填することで、コーキング材のことをたんにコーキングと呼ぶこともあります。
ユニットバスの継ぎ目やタイルの継ぎ目に埋め込まれているシリコンコーキングが剥がれてしまったり、カビが生えてしまったりした場合にはコーキング剤を塗りこむことで、きれいに補修することができます。
浴槽を傷つけないよう注意しながらコーキングの剥がれを修復しましょう。
コーキングの経年劣化による剥がれ
コーキングは経年劣化によって次第に柔軟性を失い、剥がれてしまうことがあります。
剥がれたままにしておくと、隙間から壁の内部に水が浸透して内部を侵食し、住居を傷める恐れがあります。
黒カビ
また、コーキングに黒カビが発生すると、奥まで浸透してしまいカビ取り剤ではとれなくなってしまいます。
コーキングに黒カビが発生していると、毎日きれいに浴室の掃除をしていても不衛生な雰囲気の浴室になってしまいます。
コーキング補修に必要な道具
- コーキング剤
- コーキングガン
- コテ
- マスキングテープ
- プライマー
- ラジオペンチ
- カッターナイフ
コーキング材
コーキング剤には、シリコーン系、変性シリコーン系、ポリウレタン系などの種類がありますが、浴室には防かび剤入りのシリコーン系のコーキング剤を使用します。
コーキングガン
コーキングガンとは、コーキング剤をセットして塗りこむための道具です。
コテ
コテは塗りこんだコーキングをならすために使います。
マスキングテープ
マスキングテープは、コーキング剤がタイルやユニットバスに附着しないように使います。
プライマー
プライマーはコーキングの接着力を高め、剥がれないようにする為に使います。
ラジオペンチ、カッターナイフ
ラジオペンチやカッターナイフは古いはコーキングを剥がす時に使います。
コーキング補修の手順
古いコーキングを剥がす
ラジオペンチやカッターナイフを使って、古いコーキングを剥がし、剥がした後に残った汚れや周囲のホコリなどを取り、完全に乾くまで待ちます。
周囲をマスキングし、プライマー塗布
コーキングする面が乾いたら、コーキングの幅に合わせてマスキングテープを張って養生し、プライマーを塗ります。
コーキング
次にコーキング剤のノズルを、コーキングを打つ幅が広ければ浅い斜めに、コーキングを打つ幅が狭ければ深い斜めにコーキングの幅に合わせて切り、コーキングガンにセットし、コーキングをする部分にコーキング剤をたっぷり目に打っていきます。
ヘラでならしたらマスキングテープ除去、乾燥
コーキング剤を打ち終わったら、ヘラを使ってコーキング剤をならし、マスキングテープを剥がします。 コーキング剤が完全に乾く前に浴室を使用すると、剥がれたり、黒カビの原因になったりするので、24時間以上は浴室を使用せず、換気を良くしておきましょう。