浴室漏水の対処法
浴室漏水の対処法
浴室からの漏水には、蛇口の水漏れ、吐水口の水漏れ、シャワーの水漏れがあります。
漏水している個所に合わせて対処しましょう。
修理を始める前に、必ず止水栓と水道の元栓を閉じ、水が溢れることのないようにしておきましょう。
蛇口の取り付け部分からの水漏れ対処法
蛇口の取り付け部分から水漏れをしている場合には、水栓をねじ込んでいる部分に隙間ができてしまっているということが考えられますので、シールテープで補修する必要があります。
水栓、クランクの順で外し、配管内を掃除します。
配管内に細かいゴミや使用していたシールテープの接着剤などが残っていると、新たな水漏れの原因となってしまいますので、丁寧に掃除をしましょう。
次に外したクランクに手前に引っ張りながらシールテープを7~8回程度巻きつけ、クランクを取り付けます。
クランクは取り付け途中で逆方向に回すと取り付け後に水漏れを起こしてしまいますので、一気に取り付けましょう。
最後にクランクを取り付け、止水栓を開けて水漏れが直っていることを確認して作業は完了です。
蛇口のパイプなどからの水漏れ
パッキンの交換が必要
パイプの根元やクランクナットの部分から水漏れをしている場合は、パッキンが劣化してナットが緩み、ネジがしっかり閉まらなくなっているということが考えられます。
水漏れしている接続部分の挟み込まれているパッキンを交換しましょう。
吐水口の水漏れには、コマ、ハンドルから水漏れをしている場合は、パッキンの交換が必要です
ハンドルを閉めても吐水口から水が漏れる場合にはコマが劣化していることが考えられますので、コマを交換します。
まず、ハンドルを外し、続いてカバーナットとスピンドルを外し、コマを交換し、カバーナットとスピンドル、ハンドルの順で取り付けます。
ハンドルから水漏れをしている場合は、ハンドルを取り外し、ハンドルの下についているパッキンを交換します。
どちらの場合も止水栓を開けて水漏れが直っていることを確認して作業は完了です。
シャワーの水漏れ
シャワーには接続部が何か所かありますので、水漏れを起こしている接続部のナットを締め、水漏れが解消しない場合には、パッキンを交換しましょう。