キッチン換気扇の交換頻度と修理費用

毎日、当たり前のように使用している換気扇。

「あれ？換気扇って交換しなくても大丈夫なのかな？」「何だか変な音がするな」と気になってしまうこともあるでしょう。

特にキッチンの換気扇が故障してしまうと、調理をした際の臭いや湿気が部屋中に充満して、ソファやカーテンに臭いうつりしてしまうので、不快に感じる人も少なくありません。

そこで今回のテーマは「キッチン換気扇の交換頻度と修理費用」です。

ぜひ、参考にしてくださいね。

換気扇の寿命は場所や家庭によって違う

あなたのお家には、換気扇がいくつ設置されていますか？

キッチンの換気扇、浴室の換気扇、トイレの換気扇と色んな場所に換気扇が設置されていると思います。

「換気扇の寿命は何年くらいなの？」という質問にお答えするのなら「換気扇の寿命は場所や家庭によって違う」と言いきれます。

なぜなら、換気扇の寿命は使用頻度が高いほどに、短くなってしまう傾向があるからです。

これは換気扇に限ったことではありませんが、やはり使用頻度が高くなるほどに、故障や汚れのリスクが高まるので、どうしても寿命が短くなってしまいます。

場所によって換気扇の寿命が異なるのも、使用頻度が関係しています。

例えば「自分は料理をしないからキッチンの換気扇はほとんど使わないけれど、トイレの換気扇は常に回している」というご家庭は、キッチンよりもトイレの換気扇の故障リスクが高まります。

料理を頻繁にするご家庭では、どうしてもキッチンの換気扇に油汚れなどが吸着しやすいため、汚れが故障を引き起こしてしまう可能性が高まるのです。

このように、換気扇の寿命は場所や環境によって異なるというわけです。

何も起きないのに、交換する人はあまりいない

換気扇が順調に回っているのに、わざわざ交換する人はいないでしょう。換気扇の場合は、換気扇の「寿命」が「交換時期」になってしまうことが多いようです。

基本的に換気扇の寿命は、10～15年と言われていますが、使用頻度やお掃除の良しあしで変わってきます。

メーカーによっては、製造年月日や使用開始日から何年が交換時期だという表示ラベルがついているので、分かりやすいですね。

こんな症状がでたら、キッチンの換気扇の交換時期！

メーカーが提示する交換時期よりも前に、キッチンの換気扇に不具合が生じる場合もあります。早速、どのような状況なのか見ていきましょう。

換気扇の交換時期1．不快な音、変な音が鳴る

キッチンの換気扇を動かす度に「グォングォン」「ウィーンウィーン」など、明らかに普通ではない音が聞こえた場合は、交換時期かもしれません。

一度だけなら様子を見ても良いですが、もしも音が鳴りやまない時には、故障している可能性が大です。対処法としては、まずは換気扇の汚れをしっかりと掃除していきましょう。

キレイにしても音が鳴りやまない場合は、間違いなく換気扇の交換時期です。

換気扇の交換時期2．何をしても換気扇が動かない！

コンセントを指しているのに、動かない。

ブレーカー異常もないのに、換気扇が動かないという状況になったのなら、換気扇が限界を迎えています。このようになった時には、換気扇交換の時期と考えて良いでしょう。

換気扇の交換時期3．換気扇の吸引力が弱くなった

見た感じは何の異常もないのに、何となく換気扇の吸引力が弱くなっているような気がしませんか？換気扇の前にティッシュペーパーを置いて、換気扇に吸い付かないのであれば、確実に吸引力は落ちています。

換気扇の交換をする前に、換気扇の油汚れやホコリを落とすための掃除が必要となります。

換気扇の交換にかかる費用はどのくらい？

キッチンの換気扇が交換しなければいけない状況になったとき、気になるのが交換費用です。換気扇交換を専門業者に依頼する場合は、新しい換気扇本体だけではなく、工事費や出張業者も必要です。

業者によっても違いますし、どのメーカーのものを使用するのかでも違います。

大体の相場は、以下の通りです。キッチン以外の場所も、参考までにどうぞ。

• キッチンの換気扇の相場：25,000円～100,000円ほど
• バスルームの換気扇の相場：20,000円～60,000円ほど
• トイレの換気扇の相場：20,000円～55,000円ほど

さて、相場をご紹介しましたが、どうしてこんなにも金額の差があるのかと疑問に思う人もいるでしょう。

これほどに金額の差が開いてしまうのには、以下の2点の理由が考えられます。

理由1．交換の対象範囲の違い

状況によっては、部品交換だけで済む場合もありますし、換気扇まるごと交換しなければいけない場合もあります。

部品交換だけで済む場合も、部品が廃版になっていて入手できない場合もあるでしょう。

どのように交換をするのかによって、換気扇の交換費には大きな差が生まれるのです。

理由2．換気扇の種類の違い

キッチンの換気扇と言っても、種類によって違いがあります。

タイプによって、換気扇の大きさや工事の手間も異なるため、当然工事費にも違いが出てきます。

できるだけ、換気扇の修理費用を抑えるためには

換気扇の修理費用を抑えるためには、専門の業者に依頼するのではなく、自分で換気扇の交換をするのも１つの方法です。

インターネットで検索をすれば、換気扇の修理方法や交換方法が記載されているので、自分で試しにやってみるのも良いでしょう。

専門業者にお願いするよりも、自分でする方がグンと費用を抑えられるのは確かです。

ただし、自分で施工できるものなのか見極めることが大切です。

まとめ

いかがでしょうか？今回は「換気扇の交換頻度と修理費用」についてお話をしました。

料理をする人にとって、換気扇は必要なアイテムです。一応メーカーが製造年月日から何年後かに、交換時期の目安を提示している場合もありますが、使用頻度によっては、それよりも早く交換しなければいけない状況になるかもしれません。グォングオンと変な音がなっていたり、全く動かなくなったのなら、速やかに交換をしましょう。専門業者にお任せした方が、手間をかけることなく、確実に交換することができるでしょう！