突然水が出なくなった!考えられる6つの原因と解決法

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突然水が出なくなった!考えられる6つの原因と解決法

水が出ない 原因 解決法

食器を洗う時、手を洗う時、お風呂に入る時などに突然水が出なくなるとかなり困ってしまいますよね。

この記事では、水道から水が出なくなった原因と解決方法を紹介します。

水道から水が出なくなる原因

1.断水

元栓(止水栓)を確認しても水が出ないという場合は、断水が原因だと疑ってみましょう。

【解決方法.1】

断水が行われる場合は、一般的には「〇月〇日〇時~〇時断水します!」のような貼り紙がされます。

近所を一周して近くで水道工事をしていないか確認しましょう。

【解決方法.2】

もし、近所で水道工事が行われていない場合は、直近で地震や自然災害、事故による突発的な断水が原因と疑う必要があります。

断水については、各自治体のホームページで断水情報が掲載されているので、お住まいの地域の自治体のホームページをチェックしてみましょう。

計画的断水であれば対象の区名や町名、突発的な断水であれば復旧率や復旧地域など確認する事ができます。

もしホームページで確認するページが無い場合は電話で断水していないか問い合わせてみましょう。

大きな地震などによって断水している場合は、厚生労働省のホームページにも公開されています。

断水が原因で水が止まっているのであれば、断水が終了すれば水は出るようになります。

2.水道代の滞納

水が出ない時に1番最初に疑うのは、水道代の滞納です。

支払い方法を口座振替やクレジット払いにしている場合はこの限りではありませんが、コンビニ支払いや引っ越ししたばかりで手続きが遅れてしまったりした場合は、水道代の支払いを忘れている可能性があります。

【解決方法】

突然水道が止められるということは考えにくく、数ヶ月間水道代の支払いがされていないと、催促状や勧告状などが自宅に届きます。

水道が止まるまでの日数は自治体によって異なるので、水道局に問い合わせて確認したのち、すぐに支払いを済ませてください。

3.元栓(止水栓)が閉まっている

次に水が出ない時に疑うのは、水道の元栓(止水栓)が閉まっているかどうかです。元栓が閉まっていると家中の水はすべて止まります。

新居に引越しをしていたり、メンテナンスや水漏れ修理などをした場合は特に元栓が閉まっていて水が出ないという可能性が高いです。

【解決方法】

元栓(止水栓)を開ける

止水栓の位置は、一戸建てもマンションやアパートでも同様で、シンクや洗面台の下に蛇口のハンドルようなものがあります。

マイナスドライバー等で開閉可能ですので、水が出ないということであれば開きましょう。元栓(止水栓)が閉まっている場合は、開ければ水が出ないというトラブルは解決します。

一戸建てとマンションやアパートでは、元栓の場所が異なるので、それぞれ解説していきします。

【一戸建ての場合】

一戸建ては、地面の下に埋められて設置されていることが多いです。

一般的には道路から敷地に入ってすぐのところにあり、青色、シルバーや黒色の長方形の蓋で閉じられています。

駐車場が併設されている場合には、隠れてしまっていることもあるので確認してみましょう。蓋を開けると、中に水道メーターと元栓があります。

【アパートやマンションなど集合住宅の場合】

玄関を出てすぐ隣にある扉(ボックス)を開けるとガスメーターや水道メーターがあります。

設置されているハンドルが元栓です。

小規模なアパートの場合、建物外部の地面にメーターボックスが埋め込まれていることがあります。

上記同様、ボックス内に水道メーターと元栓が設置されています。

蓋を開けると部屋番号が書いてあるので、水が出ない部屋番号の元栓を開ければ水は出ます。

4.水道管の劣化

水が出ない理由が水道管の劣化という場合がありますが、これは建物の建築経過年数が10年以上の建物に限ります。

10年経過していない新築物件で水道管の劣化ということは考えにくく、

給水管は10年を過ぎると配管内部の継ぎ目部分が赤錆で閉塞し、20年も放置すると、赤錆で狭まり、水が通りにくくなると共に、雑菌が繁殖したり、長時間水を使用しないと赤錆が水に溶け出て赤水となり、水の味も悪くなる

引用:https://president.jp/articles/-/14317

と言われています。

水道管が劣化すると蛇口から水が出ないことがあります。

築年数がかなり経過していて、引越しと同時に水が出ないという場合はこの原因を考えるといいでしょう。


【解決方法】

水道管の劣化が原因である場合は水道管の修理が最も適切です。

しかし、間違った手順で修理してしまうと自分が高額の金額を支払わなければいけなくなってしまうので気をつけましょう。

入居初日から水が出ないということであれば、大家さんの責任であり、費用負担は大家さんです。

入居後も特に自分が水がでない原因を作っていないということであれば、経年劣化による故障が原因になるので、大家さんが費用負担します。

水道管の劣化が原因という場合は、大家さんまたは管理会社へ連絡することが第一優先です。

先に修理業者に連絡をしてしまうと、どちらに原因があるのか不明になってしまいトラブルが起こる可能性もあります。

これから物件を探すという方は、内見の際に築年数・水道管について確認しておくと安心です。

5.水道管の凍結

厳冬などの気温が著しく低い時期に差し掛かると、地域によっては水道管ごと凍ってしまう事があります。

日が昇り、気温が上がれば自然に解決するケースが多いのですが、時間がかかるからと熱湯をかけて無理に解決しようとするのは避けてください。

水道管が傷ついたり、破裂してしまったりする恐れがあります。

 

【解決方法】

ドライヤーの温風やカイロを使ってゆっくり凍結を解消してください。

6.受水槽の故障

マンションやアパートに住んでいる場合、受水槽の故障が原因で水が出なくなってしまう事があります。

マンションやアパートのような集合住宅には、受水槽が設置されています。

集合住宅は、この受水槽から各世帯へ水を給水しているので、受水槽が故障すると水が出なくなります。

【解決方法】

受水槽の故障が原因の場合は修理をすることで解決します。

大家さんや管理会社へ連絡をし、部屋の水が出ない旨を伝えた上「上記の原因は考えられず、受水槽に問題があるかもしれない」と伝えるのが親切です。

突然水が出なくなったらまずは適切な連絡先へ報告を

水が出なくなってしまった場合はまず、管轄の会社に連絡を取ってください。

集合住宅の場合、事前告知されていないにも関わらず断水してしまった時は、まず管理会社(大家さん)へ連絡を取りましょう。

水道管にトラブルが発生している場合は水道局へ、水道局の時間外である場合には民間の水道修理業者へ連絡し、状況を相談してみてください。

水が出ない原因と解決法を見つけて、早く水が出るようになることを願っています。

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