冬の寒い季節に水道凍結対策をしましょう

水道　凍結

2018年1月下旬に大寒波が押し寄せ、全国的に厳しい寒さに襲われました。各地で大雪が降り雪かきや怪我などをする方が多くみられました。

中には、気温の低下に伴い、水道管が凍結するということも起こりました。

雪による水道の凍結

新潟県では1万世帯が水道が凍結により水道管の破裂の影響で断水しました。
新潟県佐渡市市役所公式サイトより引用

新潟県だけではなく、東京都内でも水道管の凍結が起こり朝水が出ないという状況がありました。

気温が-4℃以下になりますと、水道の水が凍ったり、水道管が破裂したりします。とくに多いのは次のところです。

水道管がむき出しになっているところ

水道管が北向きの日陰にあるところ

風当たりの強い戸外にある水道管

千葉県水道局公式サイトより引用

千葉県水道局公式サイトによると、気温が-4℃以下になると水道が凍結すると言っています。

では、水道が凍結した場合何をすればいいのでしょうか？

水道管が直接外気に触れないよう、保温材を巻きつけ、その上からヒモでしばって固定し、保温材が濡れないようにビニールテープ等で下からすきまなく重ねて巻きます。

※保温材は、市販されているものの他に、毛布・発泡スチロール等ご家庭にあるものでも代用できます。

東京都水道局公式サイトより引用

ご家庭にあるタオルや毛布、段ボールでもいいと思いますが水道管に巻きつけ、雪などが降っても濡れないようにビニール袋などで被いヒモなどで固定しましょう。

水道が凍結してしまうと、水が使えなくなりライフラインが止まってしまうこともあるので生活に支障がきたします。

水が出ないから水道が凍結してしまったと分かった際に絶対してはいけないことは、水道管に熱湯をかけることです。

急に水道管に熱湯をかけると破裂する可能性があります。

水道が凍結してしまったら、自然に解凍するのを待つしかありませんが、どうしても水を使いたいということであれば、水道管にタオルや布をかぶせ、その上からゆっくりとぬるま湯をかけて行いましょう。

誤って水道管に熱湯をかけ、水道管が破裂してしまった場合は、止水栓を閉めて水を止めましょう。

破裂した部分に布かテープをしっかりと巻きつけて応急処置をしましょう。

そして、すぐ専門のプロの水道業者へ連絡しましょう。