サーモスタットが故障して温度調整が出来なくなった場合の対処法

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サーモスタットが故障して温度調整が出来なくなった場合の対処法

サーモスタットの故障はいくつかの原因が考えられます

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サーモスタット混合水栓から出るお湯の温度の調整ができなくなった場合、いくつもの症状と原因が考えられ、メーカーや機種によって修理方法が異なります。

また修理や交換が必要である場合と、設定方法を替えることで解決する場合があります。 故障と考える前に、メーカーや機種に合わせた調整をしてみましょう。

サーモスタット混合水栓の温度調節ができない場合

故障ではなく調整によって解決するケースには給湯器や温度調整ハンドル、水圧などがあります。

給湯器の設定温度を確認

サーモスタット混合水栓は、安全の為42度以上のお湯が出ないように設定されていますので、給湯器の設定温度を確認し、42度、又は42度以下に設定されていた場合には設定温度をあげることで希望の温度のお湯を出すことができます。

温度調節ハンドルがお湯の設定温度とずれているケース

温度調節ハンドルがお湯の設定温度とずれていることがあります。 その場合には40度の湯が出る位置まで温度調節ハンドルを回した後、水栓から取り外し、40のメモリに合わせて再度取り付けます。

水圧が高くて湯温が上がらないケース

その他には、水圧が高すぎて湯温が上がらないという場合もあります。給湯器の性能や設置場所、外の寒さなどで変わってきます。その場合には止水栓を調整し、水量を減らすことで解決することができます。

温度調整ハンドルの外し方はメーカーで違います

温度調節ハンドルの外し方は、メーカーや機種によって異なりますので、現在使用しているサーモスタット混合水栓のメーカーと型番に応じた方法で取り外しましょう。

サーモバルブが故障した場合

サーモバルブの交換が必要

上記の方法を試しても湯温が調整できなかった場合は、サーモスタット混合水栓の内部に組み込まれているサーモバルブは故障していることが考えられますので、サーモバルブの交換が必要です。

専門の修理業者に依頼するか、メーカーと型番に応じたサーモバルブを用意して交換します。

交換作業を始める前に水道の元栓と止水栓を閉じましょう。 温度調節ハンドルを外し内部の部品をいくつか外してメーカーと型番に応じたサーモバルブと交換し、外した順序に従って元通りに組み立てます。

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