【キッチン掃除でピカピカに!】手強い油汚れの落とし方
キッチン掃除する箇所
- ガスレンジまわり掃除(五徳・魚焼きグリルなど)
- シンクまわり掃除
- 床・冷蔵庫の掃除
毎日のキッチン掃除ですべてはできないと思いますが、1ヵ月に1回は計画的にキッチン掃除を行いたいところですよね。
ピカピカになる油汚れの落とし方
TVCMなどで、「この洗剤を使用すれば油汚れも落ちてピカピカに!」と言った内容が流れたりしていますが、そんな簡単に油汚れは落ちないですよね。
お皿やコップなら落ちるかもしれませんがキッチンや鍋などのキッチングッズは特に難しいです。
そこで、洗剤と一緒に使用するとさらに油汚れがきれいに落ちる落とし方をお伝えします。
メラミンスポンジでの掃除
スポンジの種類は色々ありますが、メラミンという樹脂でできたスポンジを使うと手強い油汚れも落ちるというのです。
メラミンスポンジは、食器洗剤などは使用せずに水をつけるだけで油汚れが落ちてしまうという優れものです。
ここでお伝えしたいのが、メラミンスポンジを使用する時は必ずたっぷり水を含ませるということです。
使用中に「キシキシ」音がするようではまだまだ水が足りない状態です。
キッチンの油汚れにメラミンスポンジを使用するなら水は多めにたっぷりと!です。
しかし、メラミンスポンジは研磨スポンジです。
汚れが落ちるのは汚れを削って落としているということです。
表面にツヤ出しなどのコーティング加工がされているもの、キッチンの素材によってはメラミンスポンジを使用すると加工されていたものまで剥がしてしまうこともあるので使用する際には、キッチンの種類を確認したうえで使用しましょう。
熱湯で油を浮かす
キッチン掃除といっても掃除する箇所は様々あります。
IHキッチンではないご家庭であれば、五徳があるでしょうし、大抵のご家庭には魚焼きグリルがあると思います。
そんな、油汚れがつきやすい五徳や魚焼きグリルは、熱湯に漬け込む方法で掃除を行いましょう。
洗い桶やバケツなどに熱湯をため、汚れたパーツを浸します。
この熱湯に入れることで油が熱の力で柔らかくなり表面に浮いてくるのです。
パーツを取り出して浮いた油をスポンジでこすり落とせば油汚れは落ちます。
重曹を使った掃除
掃除の時の必需品、重曹は、キッチンの油汚れも落としてくれるといった大活躍ぶりです。
アルカリ性の重曹は、酸性の油汚れに使用すると中和して柔らかくする性質があるんです。
重曹は油汚れのレベルに合わせて使い方を変えるとより効果が高まります。
【軽い油汚れの掃除方法】
重曹水を作るので、100円ショップなどでスプレーボトルを購入しておいてください。
水100mlに対して小さじ1杯の重曹を入れて混ぜて、スプレーボトルに入れます。
そして油汚れしている箇所にスプレーをかけて、5分~10分ほど放置します。
固まっていた油がほぐれて柔らかくなりますので、スポンジで軽くこするだけで落とすことができます。
【手強い油汚れの掃除方法】
手強い油汚れの場合は、重曹ペーストを使って掃除します。
重曹ペーストの作り方は、重曹に少量ずつ水を入れてペースト状になるまで混ぜます。
重曹と水に比率は目安としては、重曹3水1の割合です。
作った重曹ペーストを油汚れに塗り込み、5分~10分程度放置します。
その後、スポンジで汚れをこすり落とします。
ここでサランラップで密封して1時間ほど放置するのも手です。
もし、それでも落ちない汚れがある場合は、重曹を粉末のまま少しずつかけてスポンジでこすルと比較的落ちやすくはなります。
セスキ炭酸ソーダ―の掃除
セスキ炭酸ソーダはご存知ですか?
重曹よりも強いアルカリ性のため、油汚れを落とすには非常に高い効果があります。
水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を混ぜてスプレーボトルに入れて使用します。
油汚れがひどい箇所にセスキ炭酸ソーダスプレーを吹き付けて、5分ほど放置すると、大体の油汚れは、落ちます。
しかし、もしそれでも油汚れが落ちない場合は、重曹のときと同じようにペースト状にして塗り込んだり、パックを試してみてください。
油汚れには、重曹よりセスキ炭酸ソーダが有効的ですが、焦げ付きには重曹の方が有効的です。
キッチンの油汚れには焦げや食品カスなどさまざまな物質が混ざっており、どちらが効くかは一概には言えないため、落としにくい汚れには重曹とセスキ炭酸ソーダの両方を試してみるといいでしょう。
また、セスキ炭酸ソーダは非常に強いアルカリ性のため、直接触れると肌が荒れてしまう恐れがありますので、ゴム手袋などを使用し油汚れを落としましょう。
油汚れの予防対策とは?
油汚れがつかないように予防対策はないか調べてみましたが、予防対策というものはありませんでした。
しかし、心がけて頂きたいのは、日頃のキッチン掃除です。
こまめにキッチン掃除を行えばればそこまでひどい汚れになることはありません。
コンロまわりやレンジ、グリルは使用後にさっと汚れをふき取ることは忘れずに行いましょう。