キッチンの蛇口の種類と耐用年数
キッチン使用される蛇口も最近は種類が豊富になりました。まずは、ご自分の蛇口の種類がどれなのか見つけてみてください。
キッチンに使われる蛇口の種類
設置形態による蛇口の種類
- 台付(デッキ)ワンホール
キッチンの天板に取り付けられています。蛇口の根元が円柱で穴が1つ空いています。 - 台付(デッキ)ツーホール
キッチンの天板に取り付けられています。蛇口の根元が台付になっていて穴が2つに分かれています。 - 壁付
壁に取り付けられている蛇口です。
機能による蛇口の種類
- シャワータイプ
蛇口の先端にシャワーヘッドが取り付けられているタイプです。 - 浄水器付きタイプ
浄水器が内蔵してある蛇口やビルトイン浄水器の蛇口が取り付けられているタイプとさまざまです。 - タッチレスタイプ
料理中だと水栓に触れるのがちょっとという時もあります。吐水・止水、水とお湯を交換するのも触れずにすることができます。 - フットスイッチタイプ
吐水・止水を足元にあるスイッチを押してするタイプです。濡れた手で蛇口を触ると水垢の原因にもなるのでそれを防止することができます。
キッチンに使われる水栓の種類
- 単水栓
水、またはお湯のどちらかを吐水します。古いタイプのキッチンに使用されています。 - 2ハンドル混合栓
水、お湯両方のハンドルがあり、ひねり具合で温度を調整します。 - シングルレバー混合栓
右に回すと水に、左に回すとお湯を吐水するレバーが1つのタイプです。最近のキッチンはこのタイプが主流です。 - サーモスタット混合栓
キッチンではあまり見ることはありませんが、左側に温度調節できる目盛りで温度を調節します。水、お湯両方吐水します。洗面台や浴室で使用されます。
蛇口の寿命は約10年
キッチンで使用する蛇口は、私たちの体に直接関わってくる大切なお水の通り道です。蛇口や配管などに少しでもトラブルがあると健康に影響が起こる可能性があります。
最近のキッチンで使用されているタイプは、シングルレバー混合栓で単水栓に比べれば耐久性は劣り修理する頻度は多くなります。水が止まらない、ハンドルが外れた、接続部分から水漏れがすると故障の理由はさまざまです。
蛇口にシャワーヘッドが取り付けられるのも一般的になりましたが、ホースの伸縮で摩擦が起こるためその部分から水漏れを引き起こすこともあります。タッチレスの蛇口は、電気系統も故障してしまうことが考えられます。
便利な機能がつけばつくほど故障する原因は増えます。蛇口が故障することは意外と多く、故障した時期が10年を超えていた場合は、修理ではなく蛇口ごと交換してしまう方が金銭面でメリットを感じやすいです。