キッチンのコバエ発生で気がつく排水管汚れ
キッチンに発生するコバエ
キッチン周りにコバエが発生するのはどんなときでしょうか?主に生ゴミや水垢や排水管汚れなどに発生するコバエです。
コバエの種類でどの場所が原因かが分かります。原因を見つけて早めにコバエ処理をしましょう。
3種類のコバエの特徴
キッチンに発生するコバエは、主に以下の3種類です。あまりにも大量に発生している時は、生ゴミから湧いてきたのでは?と疑いたくなるほどです。
しかし、生ゴミから発生するということはなく窓の外、下水道からニオイを嗅ぎつけて入ってきてしまいます。
また、メスの卵付のコバエであった場合ゴミに産み付けると1日で30から50匹も増えてしまうそうです。できるだけ早く原因を見つけてコバエを退治しましょう。
ショウジョウバエ
ジョウバエの体長は、2~3mmで赤い目が特徴です。フルーツや野菜、アルコールを好み、特にバナナとワインが好きなのでフルーツと野菜の皮やお酒の飲み残しのコップやビン、缶はきちんと片付けましょう。
ノミバエ
ノミバエの体長は、2~3mmで黄褐色、ノミのように丸いことからその名がつきました。すばしっこく捕まえるのが難しいため、発生してしまうと面倒なハエです。ハエが発生するのは、残飯と思われがちですが、調理済みの料理までも好む厄介なハエです。特にローストビーフと野菜スープが好物です。
また、排水溝の水垢や観葉植物の腐敗水、排泄物にも発生するので、掃除はこまめにするといいでしょう。
チョウバエ
チョウバエの体長は、3~4mmで通称便所バエと呼ばれています。ハエよりもカに近い昆虫で3種類の中では1番大きいハエです。排水管汚れや細菌に発生するので、チョウバエが発生したら排水管の掃除をしないと消滅しません。
発生場所
- ゴミ箱
- 野菜・くだもの
- 調味料
- 空き缶・空き瓶・ペットボトル
- 三角コーナー
- シンク
- 排水管
キッチンのどこにコバエが飛んでいますか?
ゴミ箱であった場合、ごみ箱の種類を確認してください。ゴミ箱は必ず蓋付きのものを使ってください。蓋があるのとないのとでは、雲泥の差です。
ゴミを捨てる毎に除菌スプレーを撒くのも方法のひとつです。ゴミ箱の内側下に新聞紙を引いておくのもいい方法です。
シンク周りにコバエが発生している時は複数のコバエが集結している可能性があります。
三角コーナーは必要でなければ使用は避けましょう。生ゴミは、水をよく切って空の牛乳パックに入れたり、小さなビニール袋に小分けにして新聞紙に包んで捨てるのがおすすめです。
シンクや排水管もキッチンの仕事が終わったら水分を飛ばして、乾燥した状態が好ましいです。
発生時期
4月から10月に発生します。暖かくなってきた春から夏場が繁殖期で気温が下がるとと共に減っていきます。夏場のゴミ捨てには1番気を使いたいです。
コバエの駆除方法
コバエが発生している場所にもよりますが、もしシンクに飛んでいるいるようであれば試してみる価値はあります。
コバエは極端に温度が高いもの、低いものには弱いので、熱湯を注ぐか氷を大量に置いてみてください。
めんつゆと洗剤で作る殺虫剤
コバエの駆除には、市販で売っている殺虫剤もありますが手軽に身近なものでできます。ご自宅にめんつゆとお水、食器洗剤1滴を不要なお皿に入れてください。
めんつゆにつられて来たコバエに洗剤がついて駆除できるというものです。
めんつゆがなくてもアルコールやお酢などでも代用できますので試してみてください。
発生させないようにするにはこまめな掃除が大事
毎日の家事で毎回掃除をするのは大変かと思いますがコバエの発生を未然に防ぐにはこまめな掃除が1番です。
夕飯の片付けが終わったら、排水溝にキッチンハイターなどを数滴垂らすのも効果があります。
もし、それでもコバエがいなくならなければ、水道業者に連絡して排水溝の状況を確認してもらいましょう。