キッチンシンクの黒カビには、3パターンの掃除とアルコール消毒で除去!
毎日のお料理や洗い物で汚れているキッチンシンクにある排水溝の細菌は、トイレよりばい菌がたくさんいることをご存知でしたか?
毎日キレイにしているはずなのに、排水溝の辺りにヌメリが残っていたり、黒い部分が目立っていたり…それ、すべてカビなんです。
カビができてしまう原因を正しく知り、適切な対策を立てておけば過度な増殖は避けられます。
今回は、キッチンシンクからカビを除去する方法をご紹介していきます。
カビが発生する条件
カビの種類は、約3万以上と言われるほど年々新しいカビが発生しています。
キッチンのシンクに発生するカビは主に黒カビです。
黒カビは繁殖力が強く乾燥にも強いため、浴室や壁などによく発生します。
また、黒カビが繁殖しやすい環境・状態は以下のようなものが考えられます。
- 湿度:80%以上
- 温度:20~30度くらい
- 汚れやホコリが溜まっている
- 酸素で活性化することもある
カビが苦手なもの
カビ全般が苦手なものは、乾燥した状態です。
キッチンのシンク、排水溝の掃除が終わったら乾燥させる工程を繰り返せばカビは発生しません。
しかしキッチンは毎日使用する場所なので、毎回乾燥させるにも手間と時間がかかります。
カビは、違う方法の掃除を苦手とする傾向があります。1日置きに掃除方法を変えてみると良いかもしれません。
黒カビ対策
以下3つの掃除方法を3日毎のパターンを作りましょう。
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤、ハイターなどをキッチンシンクの排水溝に注ぎましょう。黒カビが目立つ部分には、使い古した歯ブラシなどで塗りこみ、10分〜20分ほど置いてください。
ハイターは塩素系の強い匂いを放ちます。長時間吸い込むと気分が悪くなったり頭痛が起きたりするので、掃除をする際は換気扇を回しながら行いましょう。
重曹・お酢を使う
重曹と少し温めたお酢を使用した掃除方法です。黒カビが生えている部分には、まんべんなく重曹を振りかけてください。振りかけたあと重曹の半分程度のお酢をまんべんなくかけます。かけた場所から泡が立ちます。汚れ具合によって5分から30分程度放置してください。泡が汚れを浮かしてくれます。
金属イオンで抗菌
アルミホイルや10円玉を用意し、キッチンシンクの排水溝ゴミ受けにアルミホイルを丸めたものか10円玉を入れましょう。金属イオンの力でカビや雑菌を殺菌してくれます。
絶対にしてはいけない黒カビの対処方法
キッチンシンクの黒カビをぞうきんで拭くのは控えてください。濡れたぞうきんで黒カビを拭くと、カビが増殖してしまう可能性があります。
乾いたぞうきんでも黒カビのない場所にまでカビを増やしてしまう原因になるのでどちらもやめましょう。
やむを得ずぞうきんを使うのであれば、消毒用アルコールを使用して掃除を行ってください。
カビに殺虫剤をかけるのも控えましょう。入っている成分によってはカビに栄養を与えてしまうこともあり、繁殖に繋がってしまいます。
カビを繁殖させないよう予防対策を万全に
キッチンの黒カビを防ぐには、キッチンを使う前に換気扇を回し、空気の流れをよくしましょう。食事が終わりお皿洗いをした後も数時間は換気扇は回しておくのがベストです。
シンクが濡れている状態ではカビが生えやすいので、しっかりと中性洗剤で洗い、洗い終わったら乾燥させ、アルコール消毒をしておけば問題ありません。
すでに繁殖してしまったカビがどうしても取れないという場合には、水道業者に問い合わせてみてください。