ディスポーザーの故障原因と対処方法

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ディスポーザーの故障原因と対処方法

ディスポーザー 故障

キッチンの排水口に取り付けられた生ゴミ粉砕処理をするディスポーザーです。ご家庭で手放せないという方も多くいらっしゃいますが、仕組みや使い方をきちんと理解しておかないと故障してしまう可能性があります。

ディスポーザーはメリットばかり

  • ゴミが少なくなる
  • キッチンをキレイに保つ
  • 環境にやさしい

生ゴミをそのまま下水に流していいの?と疑問を感じられる方もいらっしゃるかと思いますがディスポーザーに捨てた生ゴミは粉砕後、排水処理槽に送られます。排水処理槽に送られた粉砕済生ゴミは更に分解・浄化され、放流基準以下のキレイな水になり下水道に流されます。下水を汚すことはなく、むしろ下水処理場の負担を軽減します。また、ゴミ焼却時に発生するダイオキシンを抑制することも可能です。

ディスポーザーの仕組み

マンションでも戸建てでも敷地内に処理槽が必要です。キッチンの排水口で粉砕された生ゴミは、排水と共に固液分離槽に送られ汚れた水と固体に分けられます。その後、処理槽内に空気を送り込み接触全面ばっ気槽へ、送り込まれた空気を好む微生物によってキレイな水へと浄化されます。浄化した水の浮遊物を沈殿させ下水に放水されます。ほとんどのマンションでは、管理委託を業者に依頼しており、点検等をしています。

ディスポーザーの使い方

ディスポーザーを使用する前には水を出し、使用後は必ず水を止めましょう。

  1. 水を出す
  2. 生ゴミを粉砕室に入れる
  3. ふたをセットし運転開始
  4. 処理後、ふたを外し運転終了
  5. 水を止める

ディスポーザーの種類によって電源の入切方法は変わります。

ディスポーザーの故障の原因症状別対処法

金属製品が落ちてしまったらトングで収拾

よくある故障原因のひとつにスプーンやフォークを落としてしまい回してしまったという症状です。ディスポーザーに金属製品は入れることは故障の原因になるので禁止されています。もし、入れてしまった場合は異変に気付いた時点でコンセントを必ず抜いて電源をOFFします。その後、素手ではなくトングや菜箸などで気をつけてとりましょう。

回転せずにすぐに止まる原因は水不足や詰め込みすぎ

ディスポーザーをセットしても回転せずにすぐに止まってしまうという症状になった方はいませんか?次の流れで確認をしましょう。

電源が入っているか

生ゴミを詰め込みすぎていないか

水を流しているか量は足りているか

中に異物が入っていないか

それでも動かない場合は、故障している可能性があるので専門の水道業者にお問い合わせください。

水はけが悪いときはラバーカップを使用

ディスポーザーの仕組みを読んでお分かりの通り十分な水を流しながら行わないと故障します。水の量が十分でないと、排管内に固形物が堆積し排管詰まりを起こす可能性があります。
そうなるとシンク内の水はけが悪かったり、水がたまった状態になり、場合によってはディスポーザが動かなくなります。この状態になってしまったらトイレ詰まりを解消する方法と同じ方法をとります。市販の台所用ラバーカップを使用し、排管洗浄を行います。

水漏れ原因が分からなければ業者へ

故障の原因のひとつに水漏れがあります。水漏れしている箇所によって処置の仕方は変わりますが自分で修理をしようとすると更なる故障に繋がる場合があるのでプロの業者へ早めに連絡をしましょう。ゴムパッキン部分の水漏れは、ディスポーザーに入れてはいけない物を入れてしまい負荷がかかり穴が開いてしまうこともあります。

ディスポーザーは正しい使い方を知ることで寿命が伸びるので普段から気をつけて使用しましょう。

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