洗濯機が使用中に止まる場合の原因と対策
故障以外の原因で洗濯機が止まっていないかを確認
洗濯機が使用中に止まってしまう時、修理確認のために蓋を開けてみると故障ではないケースがあります。
故障と判断する前に、洗濯機が止まる原因に合わせた対処法を確認していきましょう。
洗濯機内の洗濯物が一か所に集中している
洗濯をしている時、中にある回転軸を軸にして洗濯槽は回転します。
その動きで洗い物の汚れを落としますが、中に入っている洗濯物が偏ってしまうと回転が乱れてしまい、結果故障に繋がる可能性があるため自動的に止まってしまうのです。
もし洗濯物に一か所に集中するように偏っていたら、洗濯槽全体に分散します。
洗濯機の置き場所が不安定なことに要因がある
もし洗濯機を設置する所が傾いていたり、置き場所の床の強度がないためにぐらついていると回転軸にとって負担となります。
この場合も洗濯機が止まる恐れがあります。洗濯機を置いている所が水平になっているか一度確認し、傾いていたら水平になるように設置し直しましょう。
洗濯機が動けるほどの適度な水量がない
あまり多くないケースですが、洗濯機に利用される蛇口(給水弁)を開いていなかったり、開いてはいるものの必要な水量を保てないほどの開放だと、給水量が足りないために止まることがあります。
どの位開いていると良いのか実際に蛇口を開いていき、洗濯機がきちんと動くか確認してみると良いでしょう。
排水時に止まるのは排水作業に問題があることも
脱水時によく洗濯機が止まるなら、排水に支障が出ているかも知れません。
ゴミなどが排水口に詰まっていたり、排水ホースがまっすぐ伸びておらずに蛇行や折れ曲がりがあって、水が流れにくい状態になっているなど原因は様々です。
止まった時に排水されていないとか、脱水時に止まるなら排水に問題がないか確認しましょう。
洗濯槽の8割を目安に洗濯物を入れる
洗濯の目安としては、洗濯槽の8割程の量で洗うことで負担を与えずに、汚れも落ちやすいため良いでしょう。
洗濯をする際にあまり洗濯物の量を考えずたくさん入れて洗いがちですが、許容量を超えた洗濯物が原因で洗濯機が止まってしまう可能性があります。
程々の量で洗濯するように心がけましょう。
洗濯機の不具合をエラーコードで確認する
フィルターにゴミが詰まっていたり、水道栓が凍結している時など様々な要因がありますが、こういった場合常に気を付けて確認しておかないと気づきにくいものです。
洗濯機の機種にもよりますが、最近はエラーコードが出て停止することがあります。
何が原因なのかコードを確認して自己診断機能を利用しましょう。
洗濯槽内の不具合から止まることがある
洗濯物が一部に偏っていたり多すぎたりなど途中で止まる理由はありますし、頻繁に使われる洗濯機には色々なことが起きやすいといえます。
中には洗濯槽を吊り上げている部品が外れていたり、部品の不具合で止まることもあります。
もし自分で直せる範囲なら修理したり部品を交換したりして対応できます。
自分で複雑な修理を行なうと故障のリスクとなりやすい
洗濯物が洗濯槽内で偏っていた、水道栓が開いていなかったといった単純な要因ならもちろんすぐに解決しますし、複雑な作業ではない限りドライバー類と手に入れた部品があれば対処できることもあります。
ただ今までやった事がない分解や電気系統の修理などは、かえって故障の原因が増えてしまったりする恐れがあります。
最終的には専門の業者に依頼
修理のつもりでやって故障でもしたら、と思うと自分ではなかなかしにくいこともありますので、その際は業者に依頼するのも1つの手です。
専門の知識を生かして修理をしてくれますので、安心感が違います。
普段頻繁に使用するものですから修理日数などを考え、依頼はできるだけ早く行なった方が良いでしょう。