洗濯機の構造を知ってトラブルに備えよう
洗濯機の構造
毎日使う洗濯機。しかし、一度ゴミが詰まってしまうと一面が水浸しで大変なことになります。
洗濯機の種類は様々なものがありますが基本的な構造を知っておくと簡単に対処できたり、すぐに業者に依頼できたりと何かと役に立ちます。
洗濯機の構造概要
洗濯機の構造を理解する上でどんな部品でできているかを知る必要があります。
洗濯機の部品としては、蛇口から洗濯機までのホース、洗濯機のパルセータ(回転部)、洗濯槽内側、外枠、内蓋、外蓋、洗濯用フィルタ、乾燥機用フィルタ、ドレインホース、洗濯機台座、ドレイン、風呂の残り湯用ホースなどがあります。
パルセータ(回転部)
パルセータとは縦型の洗濯機に付いている部品で、洗濯機の容器の底にある丸い部品です。
表面には凹凸があります。
洗濯時にこれが回転することで水と洗濯物を攪拌させて汚れを除去します。
こちらが故障した場合は駆動するモーター故障の場合が多いため業者に修理を依頼するのが良いでしょう。
洗濯槽内側
洗濯物を入れる容器です。
縦型の場合、底面には先に解説したパルセータが付いています。
側面には多数の小さな穴が空いています。
洗濯時は容器は回転せず、小穴から外の水と容器内の水が行き来します。
脱水時は容器自体が回転して水分を除去します。
洗濯槽外側
洗濯槽外側は洗濯槽内側と外枠の間にあり、外枠に水が漏れないようになっています。
外枠は洗濯機の部品が見えないようになっており、外側には移動の時に手を掛けるための取っ手が付いています。
トラブルとしては洗濯槽の間に小さな物が入り込んでしまい音が発生したり、容器が回転できたせなくなったりする場合があります。
洗濯用フィルタ
洗濯用フィルタは洗濯の際に出る糸くずなどを集める部品です。
搭載位置は機種によって異なります。
このフィルタによって糸くずを集めておくことで、ホースやドレインでの詰まりを防止しています。
よって水のトラブルを防ぐためにも小まめに清掃をしておくのが良いでしょう。
乾燥用フィルタ
乾燥用のフィルタは乾燥時の温風がフィルタ内を通過することで乾燥時に出る糸くずを除去します。
トラブルの内容は洗濯用フィルタと同様で、ホースなどの詰まりです。
乾燥時もかなりの糸くずが発生しますので小まめに清掃が必要です。
ドレインホース
水のトラブルが一番起こりやすい場所になります。
また、トラブルが起きた時に一番甚大な被害になりやすい場所とも言えます。
ドレインホースが外れてしまい、水がトレーの外に流れてしまうというケースです。
ドレインの口は外れないようにピンが付いているのでこれを奥までしっかりとはめておくことが重要です。
ドレイン(洗濯機台座)
ドレインは洗濯機の台座の一部に設置されており洗濯で使った水を排出します。
ホースとの接続口の後はS時配管になっており排水口の臭いが上がってこないようになっています。
しかし、このS時部分に汚れが溜まりやすく詰まりの原因となります。
こちらも定期的に清掃をしておくのが良いでしょう。
まとめ(結論)
上で解説してきたように洗濯機は様々な部品で構成され、其々が違った役割を担っています。
そして、其々に発生しやすいトラブルと対処法があります。しっかりとした洗濯機の知識をつけてトラブルを未然に防ぎましょう。