結露した窓によるカビ・ダニの発生を防止するための方法

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結露した窓によるカビ・ダニの発生を防止するための方法

結露 窓ガラス

冬の季節に起きる結露の原因

冬の季節、朝起きると「窓が濡れている。なんで?」ということが起きたことはありませんか?

これは、部屋の空気中にある水分が冷やされることで窓が濡れる、結露が起きます。

夏の暑い日に、冷たい飲み物が入ったグラスの外側が濡れていることがありますよね、それと同じ現象です。

結露を放っておくと起こる怖い現象

冷たいグラスの外側の水滴なら放っておいても問題はありません。しかし、水滴のついたグラスを落としては大変なので持つ前に拭きますよね。

結露した窓も同じで、濡れたままの窓を放っておくと怖いことが起きます。

結露によるカビの発生

カビの好きな条件は、以下の通りです。

  • 湿度(80%以上)
  • 温度(20~30度)
  • 汚れ(汚れやホコリ)
  • 酸素

結露が発生する原因とカビの好きな条件というのは一致しています。

また、酸素(空気)に触れることでカビは活性化するので室内に汚れやホコリがあるとカビはどんどん増殖します。

カビは繁殖する際に目には見えない胞子を飛ばします。この胞子をたくさん吸い込んでしまうと、アレルギーや喘息などになる可能性があります。

結露によるダニの発生

ダニが繁殖する条件は以下の通りです。

  • 室温22℃~28℃
  • 湿度60%~85%

ダニもカビと同様な条件を好みます。そして、ダニに刺されると痛み、かゆみを伴います。

ダニに刺されなくても、ダニの死骸やフンなどからアレルギー症状が発生する可能性も考えられます。

結露を防止する対策

カビやダニの発生を防止させるためには、対策をとらなければなりません。

こまめな換気

1番簡単な結露を防止する方法は、こまめに換気をすることです。少し寒くはなりますが、就寝前の5分間だけでも換気をするだけで結露が減ったという意見もありました。

室温を上げすぎない

寒いからと言って、暖房の温度を上げすぎるのはやめましょう。室温を上げることで、外気との気温差があると結露が起きるので、できるだけ気温は上げないようにしましょう。

植物や水槽を窓の近くに置かない

植物や水槽から水蒸気が出てしまいますので窓や壁付近に置くと湿度が上がってしまいます。冬の時期は、窓から離した場所に置きましょう。

窓を複層ガラス(ペアガラス)へ交換

賃貸ではない場合であれば、窓を変えることで結露を減少させることができます。

複層ガラス(ペアガラス)には、2枚のガラスの間に中空層を持たせたガラスです。中空層には、スペーサーと呼ばれる金属部材で、スペーサーには乾燥空気を封入してあります。

複層ガラス(ペアガラス)に交換された方は、結露も減って断熱効果も感じられるという意見が多いです。

窓を複層ガラス(ペアガラス)へ交換を検討する際にはプロの業者へ相談してみましょう。

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