エアコンの悪臭原因と解決法~エアコン室内機の中の汚れ編~
夏には冷房、冬には暖房、梅雨時には除湿と年間通して使用する回数が多いエアコンです。
定期的に点検や掃除をしていないと故障やトラブルが起こります。
そろそろエアコンをつけようかなと感じる春から夏に変わる頃、秋から冬に変わる季節の目にエアコンを運転したら部屋中が悪臭が広がったなんて声も聞こえますが何が原因なのか?どうすれば悪臭をなくすことができるのか解決法についてお伝えします。
エアコンの悪臭原因
エアコンの悪臭の主な原因は以下の3つのことが考えられます。
- エアコン室内機の中の汚れ
- エアコンの排水の環境
- 室内の環境
エアコンの悪臭の原因は1つだけではなく、複数重なって悪臭が発生する場合とそれぞれです。
エアコン室内機の中の汚れ
エアコンは、夏場は、高温になった風をファンで冷やし室内機に送られ、室内機の熱交換器が冷やされお部屋が冷たくなります。
冬場の暖房運転では、夏の冷房時と反対の動きが行われ、室外機から冷たい風が出ています。
室外と室内の空気を循環して出てくる風なので、目に見えない細かい塵やほこり、ゴミなども一緒に吸い込んでいます。
そのため、エアコンを使えばその分室内機の中には汚れが溜まっていきます。
そして、冷房使用時に発生するエアコン内部の水と空気と一緒に入ってきた塵やほこり、ゴミなどが混ざり合うことで悪臭を放ちます。
では、暖房使用時はどうか?と疑問を湧く方もいらっしゃるかと思いますが、暖房使用時は、室内機内では水は発生しません。
悪臭が発生するのは、夏場の冷房使用時の方が多そうです。
悪臭を発生させる種類原因
- カビ臭
エアコンのなか発生するカビの多くは、ススカビです。
ススカビも他のカビと同様、高温多湿の環境を好みます。
- タバコ臭
家族にタバコを吸っている人がいないのに、部屋の中がタバコ臭く感じることを経験したことはありませんか?
それは、室外機の周辺でタバコを吸っている人がいることでエアコンがその空気を吸い取り室内に侵入してきてしまいます。
室内機の中の汚れ悪臭は、エアコンクリーニングで解決
エアコン使用で悪臭を発生させるカビ臭、ススカビは、以下の内容で解決できます。カビは、プラスチックにも繁殖します。
- フィルターのホコリをこまめに除去
- 吹き出し口をこまめにきれいに
- 春や秋に内部の洗浄
タバコ臭もフィルター掃除をすることで解決することができます。
自分ではなかなかエアコンの悪臭を解決できないという方はプロの専門業者に依頼することをおすすめします。