水まわり相談室: 水道修理の料金
Question水道の修理を依頼したら、思わぬ料金を請求されてしまいました

トイレの排水管と床のあいだから突然、水が漏れるようになり、あわてて業者を呼びました。電話帳を調べて「水漏れ修理5,000円から」と書いてある水道業者に依頼したのですが、来てもらって作業が終わり、支払いの段階になると12,000円を請求されました。部品の交換とかはなく、単に床近くのネジ(?)がゆるんでいただけのようだったのですが、これは妥当な金額なんでしょうか?なんだか釈然としません…。
(女・43才・主婦)
Answer 請求額の内訳を確認してみましょう。次回以降は、事前に電話で金額を確認すると安心です

水道修理の料金は、「基本料」+「作業料」+「出張代」+「パーツ等の実費」という構成になっています。
電話帳やホームページの目立つところに記載されている金額は、ほとんどがこのうちの基本料のみです。作業料や出張代は、修理の内容や営業所から出張先までの距離によってそのつど異なり、一概には言えないためですが、「基本料=修理費用の全額」と思って依頼すると、上乗せされた作業代や出張費に驚くことになります。
請求時の料金が想像していた額と大幅に異なる場合は、基本料・作業料・出張代がそれぞれいくらかかったかの内訳を業者に確認してみると良いでしょう。どうしても納得できない場合は、消費者センターなどに相談する方法があります。
なお、最近では、実際の作業に入る前に現場をチェックして、どれくらいの請求額になりそうかをあらかじめ見積もってくれる業者も多く、そのような作業ポリシーを持っている水道業者を利用するのも一つの方法です。
ただし、水道業者によっては現場に来てもらうだけで出張料(ガソリン代など)が発生する場合もあるため、「出張料がかかります」と言われた場合は、電話口であらかじめトラブルの状況を詳しく伝え、修理料金の概算を出してもらいましょう。実績があり、顧客サービスの充実している業者であれば、よほど特殊な水道修理でない限りは概算を出してくれるでしょう。
反対に、「電話での見積もりはしない」「現場を見てみないとわからない」など、一切の見積もりに応じない業者であれば、依頼することそのものを見合わせたほうが良いかもしれません。
水道修理料金 参考リンク