水まわり相談室: 洗面台のリフォームについて

洗面台のある水まわりスペースは毎日の生活と密着しているため、使い勝手や雰囲気が暮らしの質を大きく左右します。

洗面台のリフォームを行う場合、給排水管と電気の配線部分は業者に依頼をするのが一般的です。給排水管は、ただ管をつなぐだけでなく、水圧検査などが必要になる場合があり、電気配線も素人が独断で行うことはリスクが高く、万一トラブルを起こしてしまうと逆に高くついてしまいます。
「洗面台の位置を動かしたい」「蛇口をもう一つ増やしたい」「コンセントを追加したい」というような場合は、業者に依頼して給排水管や電気配線の変更から着手してもらうと良いでしょう。
また、鏡・小物収納などが一体になった「洗面化粧台」は、素人では取り外し困難なため、業者への依頼がおすすめです。

一方、洗面台と鏡・ライトなどが独立している洗面所の場合は、自分のイメージする雰囲気に合わせて鏡を交換したり、壁面収納の追加、ライトの付け替えといったリフォームに挑戦してみると良いでしょう。また、洗面台の周囲の壁にタイルを張ってみたり、すでにタイルがある場合はタイルシールやタイルの色替えでイメージチェンジをするのも、洗面台の雰囲気を変える上で役立ちます。

水まわりのリフォームは、工夫次第で素人でも着手が可能ですが、専門知識が必要になる箇所も多いため、施工前に自宅の洗面設備を確認し、不安な場合は水道業者やリフォーム業者に相談してみると良いでしょう。