トイレの異臭・悪臭を簡単に解決する方法
家で1番落ち着く場所がトイレという方もいるぐらいトイレは大事な場所です。そのトイレから異臭や悪臭がしたらとても残念ですよね。トイレ掃除はしているのに臭いが気になるという方は参考にしてみてください。
第1に考えられるのは、トイレの中に水は溜まっていますか?トイレの中に適量のお水が溜まっていないと異臭を除去してくれません。悪臭防止をしてくれるのが水封です。
水洗トイレの悪臭の原因
一般的には家庭で出た汚水は、すべて地下に設置された下水道管を通じて下水処理場に送られます。そのため下水道処理の設備が整っている地域では起こりませんが設備が整っていない地域では浄化槽に一旦集められトイレの汚水のみ処理します。それ以外の汚水は河川に放流されます。
トイレ掃除をしていても悪臭が気になる方は、自宅のトイレがどのタイプか確認する必要があります。
掃除し忘れがちな場所
ウオシュレット便座の裏・便器のフチ裏
便座の側面に便座の装着、取り外しボタンがあります。そのボタンを押して便座を取り外してください。取り外した部分は、意外と男性が立って排尿した際に飛び散った残尿が付着しています。便座の電源を消すのを忘れずに注意しましょう。
トイレマット・スリッパ
トイレの床に飛沫する尿の量は、200mlと言われています。目には見えない尿が床に付着しているかと思うと素足でトイレを使用するのも嫌になりますね。トイレマットやスリッパをご使用されているご家庭では、同様に尿が飛沫しているので最低でも週に1回洗濯をしないと悪臭の原因になります。小さいお子さんがいるご家庭では、まだまだ上手にトイレができないのでトイレマットやスリッパに飛沫した尿が付着していることが多いです。
便座カバー・ふたカバー
便座カバーやふたカバーもトイレマットやスリッパ同様、週に1回は洗濯をしないと悪臭の原因になります。
便器内を掃除しているトイレのブラシ
意外と忘れがちなものとして、便器内を掃除するブラシです。ブラシは、掃除した後にきちんと水気を切って収納しないと、そこからカビが発生し悪臭の原因になります。
サニタリーボックス
お店や学校などには必要なサニタリーボックスですがご家庭には必要ありません。1日に出た汚物をサニタリーボックスに入れておくと雑菌が湧き悪臭のもとになります。汚物は、ビニール袋などに入れて毎回ゴミ箱に捨てる方が衛生的です。
トイレの天井
アンモニア臭は、空気よりも軽いため臭いが上に密集しやすいです。そのため、トイレの天井も月に1回程度拭き取る必要があります。
換気扇
トイレの換気扇を回してはいますか?トイレはとても狭い空間なので、換気をしていないと異臭がこもります。使用していない時でも換気扇は回すようにしましょう。
トイレの悪臭除去方法
トイレについた尿石や水垢のアルカリ性の汚れは酸性のクエン酸で掃除をします。水200mlに対してクエン酸を小さじ1杯を混ぜてクエン酸スプレーを作ります。汚れ具合によってクエン酸の分量を変えて作成してください。
黒カビやぬめり、黄ばみや黒ずみなどの汚れは酸性なので弱アルカリ性の重曹を使用します。重曹には、消臭効果もあるのでトイレのアンモニア臭などには効き目がありそうです。
床や壁の臭いを消すためには、クエン酸と重曹を一緒に使用します。トイレドアの取っ手にも使えます。
トイレは清潔にしておきたい場所なので、できるだけ掃除をすることを心がけましょう。