トイレの紙つまりを薬品・洗剤で溶かす方法!
トイレつまりを溶かす薬品・洗剤
トイレの紙つまりを薬品や洗剤を使って溶かす方法は、みなさんがよく知っている重曹とお酢またはクエン酸を組み合わせて行います。
重曹とお酢またはクエン酸を組み合わせる方法は掃除を行う際にとても有効的で、市販の洗剤を使用するより危険性がないので好まれる方も多いですよね。
そんな重曹とお酢またはクエン酸を組み合わせてトイレつまりが解消されてしまうというのですから驚きです。
使用方法の流れや注意点については後述します。
食器用洗剤でも紙つまりを直せる?
実は、ご自宅で使用されている食器用の液体洗剤でもトイレの紙つまりを解消できるとご存知でしたか?
【準備するもの】
- 食器用液体洗剤100cc
- お湯 45℃前後
- バケツ
食器用液体洗剤を100ccも使用するので、1本の半分くらいを使ってしまうので「もったいない」と感じる方はこの方法はされない方が無難です。
【使用方法】
まず初めに、便器の電源コードは抜きましょう。
トイレ内の水位が高くなっている場合は、バケツで汚水をくみ出します。
- 食器用洗剤を100cc、便器に入れる。
- 45℃前後のお湯を、ゆっくりと便器の中に注ぐ
- 20分ほど放置する
- 水位が下がっているか確認して、ぬるま湯をゆっくり流しいれる
- 水が流れればOK
この方法でトイレつまりが解消されなければ、紙系ではなく固形物がつまっている可能性があるので業者へ連絡しましょう。
バーキングパウダーでも代用できる?
お菓子作りやパン作りをよくされる方であれば、ご自宅にベーキングパウダーがあるかもしれません。
ぺーキングパウダーには、ガス発生剤の加熱分解及びガス発生剤と酸性剤の中和反応によりガスが発生します。
つまり、重曹とクエン酸の関係です。
そのため、ベーキングパウダーを重曹とクエン酸でつまりを溶かす方法と同じではありますが、強度は弱くなります。
重曹を付け足して使用すると威力を発揮しますので、試してみてください。
トイレつまりに薬品を使って直す方法
それでは、重曹とクエン酸を使ったトイレつまりの溶かし方の流れを説明いたします。
薬品を入れる前の事前準備
【準備するもの】
- 重曹 カップ1/4
- お酢またはクエン酸 カップ1/2
- お湯 45℃前後を便器の半分くらいの量
- バケツ
【使用方法】
まず初めに、便器の電源コードは抜きましょう。
トイレ内の水位が高くなっている場合は、バケツで汚水をくみ出します。
- 重曹をすべて、便器に入れる
- お酢またはクエン酸をすべて便器に入れる
- 45℃前後のお湯を、ゆっくりと便器の中に注ぐ
ここで泡立ちます - 1時間ほど放置する
- 水をバケツに入れて少し高い位置から流し入れます
- 水が流れればOK
重曹とクエン酸を使ったトイレつまりを直す方法では、重曹とクエン酸の流す順番を間違えてはいけません。
先に重曹、次にお酢またはクエン酸です。
この順番を逆にしてしまうと洗浄効果が落ちてしまいます。
なぜ、トイレットペーパーなどの紙つまりに有効かというと、重曹の炭酸ガスが紙類を溶かしやすくしてくれるからです。
便や尿石汚れにも効果があるので、つまりを解消するだけではないのでトイレ掃除をする際に行える方法です。
仕上げに使うとより効果的なもの
必ずというわけではりませんが、もしお持ちでしたらラバーカップやスッポンなどで仕上げをしておくと、溶けたつまりが分解されて、より流れやすくなります。
トイレを流した後、ポコポコと音がする場合はまだつまりがあることを意味しているので、重曹とクエン酸を使ったつまりを溶かす方法をするかラバーカップなどを使用することをおすすめします。